入れ歯・詰め物・かぶせ物

入れ歯・詰め物・かぶせ物

歯を失ってしまった方への治療法です。

入れ歯

一度失ってしまった歯は、残念ながら二度と生えてくることはありません。しかし、様々な治療法で失う前の状態により近づけ、食べる・話す・笑うといった日常の楽しみを取り戻すことが可能です。
入れ歯には保険適用で治療費を抑えて作れるものと、審美性や装着感の良い自費治療のものがあり、豊富な種類の中から、患者様のご要望に合わせた入れ歯の作成が可能です。

メリット

  • 豊富な種類の中から、ニーズに合わせた入れ歯の作成が可能
  • 失った歯の本数に関わらず、どんな症例でも治療が可能
  • 材質によって、保険適用で治療費が抑えられる

デメリット

  • お手入れの手間がかかる
  • 装着中の違和感や痛みを感じる場合がある
  • 骨が痩せると外れやすくなる
  • 材質によっては金属ワイヤーが見える
  • 食べ物の味や温度が感じにくい

ブリッジ

歯を失った部分の隣の歯を支柱として、橋を渡すように人工歯を支える治療法です。
入れ歯のように取り外す必要がないので、自分の歯と同じような感覚で扱えます。
連続して欠損している場合には、適応できない場合があります。

メリット

  • 口中の違和感がない
  • 入れ歯と比較して、しっかり噛むことができる
  • 保険適用で治療費が抑えられる
  • 自分の歯と同じように歯磨きができる

デメリット

  • 健康な歯を削る必要がある
  • 適用できない場合がある
  • 白い材質を使用する場合は高額になる

クラウン・インレー

「クラウン」とは、歯を削った後に被せる人工歯のかぶせ物のことを言います。また、小さなむし歯治療で穴が空いた部分を補う詰め物を「インレー」と言います。

保険適用の材質

硬質レジン

歯科用のプラスチックを使用した材質です。
前歯~4番までの治療で保険適用が可能です。
すり減りやすく変色しやすいなどのデメリットがあります。

銀歯

奥歯の治療に使われる金属製の材質で、治療費が安価です。
割れにくく丈夫ですが、治療痕が目立つなどの審美面のデメリットがあります。

ハイブリッドCAD/CAM冠(※2014年より)

従来の保険治療では、小臼歯部には金属製の材質のみしか適用できませんでしたが、2014年4月から、小臼歯(4番・5番)のみ、保険適用で白い材質が保険適用になりました。
金属アレルギーの方にも使用が可能です。
経年による変色があり、すり減りやすいなどのデメリットがあります。

自費診療の材質

オールセラミック

天然歯に最も近い色調・透明感があるセラミック(陶器)で作られています。
汚れが付きにくく変色に強く、天然歯とほとんど見分けがつきません。
費用が高額になり、割れやすいというデメリットがあります。

ハイブリッドセラミック

セラミックとレジン(プラスチック)を混ぜた材料で作られています。
天然歯に近い色調で弾力があり、噛みごたえが自然です。
オールセラミックと比較して透明感が劣り、経年によって変色します。

メタルボンド

金属製クラウンにセラミックを貼りつけたクラウンで、天然歯に近い自然な見た目です。
変色に強く強度があるので、前歯などの治療に使用されます。
内部の金属による影響で、歯ぐきが変色することがあります。

ゴールドクラウン

貴金属を使用することで適合がよく、金属の溶け出しによる歯ぐきの変色や金属アレルギーが起こる可能性が保険適用の銀歯よりも低くなります。
適度な硬さ・耐久性があり、錆びたり変色したりすることもほとんどありません。
治療痕が目立つため、奥歯など目立たない場所で持ちを重視するのであれば非常に優れた材質です。

※当院では、インプラント治療は行っておりません。インプラント治療をご希望される患者様には、治療を行う歯科をご案内いたします。

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